期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017の発表

Fund of the Year 2017への視線

投信ブロガーが選ぶ「Fund of the Year 2017」の結果が公表された。

残念ながら、私には投票する権利が与えられていなかった。このブログを産声を上げさせるタイミングが、些か遅すぎたようだ。投資の世界ではタイミングがすべてだが、どうやら執筆の世界でもそれは同様らしい。来年こそは、この清き一票という名の資本を投下したいと考えている。

盤面の分析:予想の範囲内という退屈

上位の顔ぶれを眺めてみれば、概ね想像通りの結果と言わざるを得ない。

  • 1位 楽天・全世界・インデックス・ファンド
  • 2位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 3位 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 4位 野村つみたて外国株投信
  • 5位 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
  • 6位 ひふみ投信
  • 7位 eMAXIS Slim新興国株式インデックス
  • 8位 たわらノーロード 先進国株式
  • 9位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • 10位 iFree S&P500インデックス

1位から3位まで、低コストを旗印に掲げたインデックスファンドが上位を独占する様は、投資家たちの理性が正常に機能している証左だろう。

個人的に注目したのは、13位に甘んじたeMAXIS Slim 先進国株式インデックスだ。これは実力の欠如ではなく、単に投票時期と信託報酬引き下げのタイミングが噛み合わなかったという、運用の妙に起因するものだろう。来年、彼らがトップ10という名の聖域に返り咲くのは、もはや必然と言える。

統計の不都合な真実:198名という分母

さて、私が最も関心を抱いたのはランキングの中身ではない。有効票数が198名という事実だ。

2015年の159名、2016年の139名と比較すれば微増してはいる。だが、世間でこれほど投資という言葉が飛び交い、市場が熱を帯びている状況を鑑みれば、この分母はあまりに寂寥感が漂う数字ではないか。

投資に関心を持つ層は確実に増えているはずだが、自らの声を届けようとする熱量を持つ者は、依然としてこの程度の規模に留まっているらしい。市場の裾野が広がっているという言説は、もしかすると一部の観測筋による幻想に過ぎないのではないか。そんな疑念すら抱かせる数字だ。

結び:次なる戦場へ

来年の今頃、私はどの銘柄に票を投じているだろうか。そして、その時の有効票数は、この停滞を打ち破っているだろうか。不確かな未来に思いを馳せつつ、今日も私は自分の資産を淡々と監視し続ける。

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