脆弱なハードウェア:病という名のダウンタイム
しばらくぶりだ。
不覚にも風邪という名のシステムエラーを起こし、寝込んでいた。あまりの不調にインフルエンザという深刻な脆弱性を疑ったが、幸いにも私のハードウェアは自律回復を果たしたようだ。投資において健康は最大の資本だというのに、些か管理不足を露呈してしまった。
予測された嵐:インデックス整理の功罪
私が寝込んでいる間に、米国株式市場は調整という名の健全な暴落を開始したようだ。
だが、私は動揺していない。
嵐が本格化する前に、煩雑だったインデックスファンドを整理し、ポートフォリオをスリム化しておいたのが功を奏した。おかげで、私の手元には現金という名の、最も自由度の高い軍資金が確保されている。
暴落の最中に含み損を眺めて溜息をつくより、キャッシュを握りしめて市場を凝視する方が、精神衛生上はるかに合理的だ。
出動の好機:底という名の幻想を追う
さて、問題はこの軍資金を市場へ再投入するタイミングだ。これが投資において最も困難な命題であることは言うまでもない。
どこまで落ちるのか。もう終わりか?という観測もあるようだが、市場の底がそれほど浅いとは思えない。投資家の強欲が恐怖に塗り替えられ、阿鼻叫喚の声が響き渡るまで待つのが定石だろう。
可能な限り、さらに市場が崩れ、誰もが絶望したタイミングで資金を叩き込みたい。底を完璧に当てるのは不可能だとしても、最大限のリターンを確保するための妥協点をどこに設定するか。病上がりの冴えない頭で、私は再び冷徹な計算を開始している。