均衡の回復:全体ポートフォリオのプラス圏浮上
ようやく、私の資産全体がプラス圏へと突き抜けた。実にアバウトな表現だが、赤字が続く日々から脱却できたことは事実だ。もっとも、つみたてNISA枠はいまだにマイナスの泥沼に沈んだままだが。一箇所が光れば別の場所が陰る。投資の世界は、一筋縄ではいかないバランスゲームのようだ。
資産の防波堤:米国ETF三銃士
私の資産構成において、最大規模の陣容を誇るのが米国ETFだ。保有しているのは、VTI、VOO、VYMの3銘柄である。
日々、市場の荒波を観察していて痛感するのは、個別銘柄の情緒不安定な動きとは一線を画す、そのマイルドな挙動だ。私の精神を削ることなく、淡々と価格を形成していく姿には、ある種の安心感を覚える。個別株の乱高下に一喜一憂するのが、いかに非効率なエネルギーの浪費であるかを教えてくれるようだ。
時間の経過と分配金という果実
これらのETFは昨年8月から段階的に仕込んできたものだが、3月の低迷期には、理にかなった判断としてVTIへの追加投資を敢行した。
派手さはないが、定期的に吐き出される分配金という名の不労所得は、実に心地よい。額の多寡ではなく、私の労働とは無関係に資本が稼いできたという事実に、投資家としてのささやかな悦びを感じる。