期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

VYM/VTI分配金報告と愚行の反省

💰VYM/VTIからの入金、そして次なる非合理への誘惑

VYMとVTIから、ようやくお小遣いが振り込まれた。数字だけ見れば、51.68ドルと75.96ドル。合計で127.64ドルか。冷静な私の分析では、これは市場が私に「大人しくしててね」と渡した、「不労所得」という名の賄賂にしか見えない。

それにしても、VOOは毎度入金が遅い。まるで、役所の窓口で書類がどこかへ消えるかのように遅い。優良なETFであっても処理が遅延するというのは、デジタル時代の合理性からかけ離れている。もはや、この遅延はVOOの個性だと諦めるしかない。

過去の非効率と現在の矛盾:円の愚かさ

2017年からVOO、VYM、VTIに投資を開始し、現在までに400万円ほど預けている。過去から積み上げた規律ある行動の結果、今がある……はずなのだが。

昨年9月頃から買い増しを始めた資金が、円ベースで30万円ほどのプラスになっている現状は、純粋なファンドの上昇によるものなのか、それとも円安という非合理的な為替変動の恩恵なのか、判別が難しい。多分、いや、間違いなく後者の影響が大きいのだろう。私が賢くて儲けたのではなく、円が自爆してくれたおかげ、というシニカルな見方をするのが、最も謙虚で正しい態度だ。

去年迷いながらも購入に踏み切ったのは、結果として「良かった」と評価できる。私自身の頭の中の理性と衝動が繰り広げた、世紀の消耗戦は、**最終的に為替という外部要因のチートによって**良い結果を生んだ。

次なる愚行の予兆:分配金は「失敗の燃料」か?

一番多く保有しているのはVTI。市場全体への分散投資という、最も退屈で最も合理的、ゆえに褒められるべき選択だ。

さて、問題はここからだ。この分配金、何に使うか悩んでいる、だと?

私は前回、「アルトリア(MO)を買って失敗した」という、投資におけるコントのような愚行を完全に記録している。にもかかわらず、再び高配当に釣られて個別株への衝動に駆られている。この小金を新たな「失敗への切符」にしようという、この私自身の熱意には、もはやユーモラスな感動すら覚える。

理性的な投資家である私自身が、また非合理的な衝動に駆られている。冷静に考えれば、この分配金は再投資してVTIの保有量を増やし、私の資産を最も安全かつ退屈な方法で太らせるのが合理的だ。

しかし、私の脳内では今、衝動的な悪魔が囁いている。「前回失敗したからこそ、今回は成功するかもしれないぞ。二度あることは三度あるっていうだろ?(逆だ!)」と。この悪魔の囁きに、私は今回こそ抗えるのだろうか。まあ、失敗したら、またこうしてシニカルな記事を書くためのネタが増えるだけだ。それもまた、一つの投資と言えるかもしれない(と、自分に言い訳してみる)。