期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

聖夜の虚飾と消えたドル:中継銀行の迷宮と、わが子の土壇場テロリズム

最近、この生産性の低いブログの更新頻度が上がっている事実に、私自身が一番困惑している。

理由は明白だ。わが子という名の、予測不能で極めて非効率的な生命維持装置が、ようやく自己管理モードへと移行し始めたからだ。
彼らが手離れした分、私のリソースには不気味なほどの空白が生まれた。

その余白を埋めるべく、私はクリスマスツリーなどという、感傷と見栄が結晶化した巨大な置物をリビングに鎮座させた。きらびやかな装飾に、無意味に点滅するライト。
客観的に見て、これほど虚飾に満ちた平和な光景もないだろう。

だが、その光の裏側で、私の現実は薄暗い。

終わらない中継銀行との不毛な対話

私の家計には、ツリーの電飾を楽しむような情緒的余裕は微塵もない。世界が浮足立つ聖夜を目前に、私はサンタクロースの行方よりも、来年のNISA枠をどう埋めるかという極めて現実的な絶望に身を焦がしている。

以前も書いた通り、私のドル資金は中継銀行という名の、責任転嫁のために設計された金融の迷宮で迷子になったままだ。

昨日も、性懲りもなく問い合わせを行った。返ってきたのは、胃酸が逆流するほどシニカルな回答だ。

> 「エラーは確認されておりません。現在、正常に処理中です」

金が家出をして行方不明になっている現状を正常と定義する、その銀行員の強靭な精神構造には敬服する。この不毛なやり取りに費やす時間こそ、人生の無駄遣いに他ならない。私の放蕩ドルは、クリスマスはおろか、年越し蕎麦の具に化けることさえ間に合わないだろう。

完璧な計画を粉砕する土壇場テロリズム

問題は、目に見えない金融資産の消失だけではない。この混乱の最中に、わが子が私に対して最終的な破壊工作を仕掛けてきた。

勘違いしないでほしい。私は親としての義務を、合理的かつ迅速に遂行していた。クリスマスプレゼントの発注は完了し、包装も寸分の狂いなく済ませてある。クローゼットの奥で、その完成された計画は静かに出番を待っていた。

それなのに、だ。

この期に及んで、わが子はサンタさんにお願いするプレゼントを変更するという、計画性と合理性を真っ向から否定するテロ行為を宣言した。

金融システムには裏切られ、家庭内では直近の合意事項を一方的に破棄される。私の2025年末は、資本主義の闇と育児の不条理が交差する、救いようのないカオスの中に投げ出されている。

もし、この記事を読んでいるあなたが、正常にドルを受け取り、子供の心変わりにも振り回されていないのであれば、その退屈な幸福を噛み締めるがいい。
ドルの送金イメージ