期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

2025年12月|総資産4266万円のポートフォリオ内訳|投資信託・米国株・日本株【資産公開】

総資産4,266万円のポートフォリオ内訳を公開。S&P500、米国株ETF(VOO/VTI)、エヌビディア(NVDA)などの運用実績から、マクドナルドの株主優待を愛でる日本株、家族への貸付まで、合理性と滑稽さが同居する資産状況の記録を恥ずかしながら公開しよう。

 

新装開店早々だが、余計な挨拶は抜きにしよう。時間は複利に回すべき資源であり、挨拶で消費するのは機会損失でしかない。

現在、私の目の前には4,266万円という数字が並んでいる。

この数字が膨らむにつれ、私の知性は睡眠中にのみ最大化されるという不条理な進化を遂げた。その結果、起きている時の私は数十万円の評価損益には微動だにしないくせに、レジ袋の10円を求められると、国家による搾取を疑うほどの精神的ダメージを負うという、極めて扱いにくい化け物へと成り下がった。

どうやら私の脳は、大きすぎる数字と小さすぎる数字の区別がつかなくなっているらしい。

私の知性が夢の中で数百万円を稼ぎ出している間、現世の私は、ただ意味もなく酸素を消費し、たまに優待でポテトが無料になる日を指折り数えて待つだけの、資本に飼われた無垢な寄生虫に過ぎない。

一度は損出しという外科手術を行い、腐りかけた銘柄を切り捨てたはずの鯨だが、その体内には依然として、合理性と、抱きしめたくなるような滑稽さが同居している。

世界経済の心臓部を握るインデックス銘柄のすぐ隣で、ポテトが無料になる権利という、知性の欠片も感じられない欲望の化石が、今もなお私のポートフォリオに愛着を持って居座っている。

これは富の記録ではない。一人の人間が、自らの強欲と怠慢、そして整理整頓という名の最も退屈な知的労働から逃げ続けた末に積み上がった、不条理で、少しだけ愛おしい地層の記録である。

※同一銘柄が複数並んでいる箇所があるが、これは旧or新NISA(つみたてor成長)の使い分けや、証券会社の重複など、制度上の地層がそのまま表れた結果である。あるいは私の管理能力が数字の重みに耐えかねて、パンクした結果である……。

1. 投資信託:放置という名の知的労働

放置こそが最大の知性である。私が余計な手出しをせず、ただ呼吸をしていただけの時間こそが最も利益を生んだという残酷な事実。私の知性は、寝ている時に最大化されるらしい。

銘柄名 評価額 損益
SBI・V・S&P500 4,155,306円 +2,594,442円
SBI・V・S&P500 3,408,818円 +1,913,307円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 2,277,972円 +455,930円
SBI・V・S&P500 1,659,654円 +459,638円
楽天・全米株式 1,611,470円 +1,201,833円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 1,475,915円 +275,914円
eMAXIS Slim 先進国株式(除く日本) 1,319,274円 +928,842円
SBI・V・S&P500 1,038,150円 +156,123円
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 399,744円 +294,059円
SBI・S・米国高配当株式 204,506円 +7,405円
SBI・V・全米株式 134,973円 +27,916円
iFナス100H無 69,180円 +3,180円
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 50,921円 +920円
SBI・iシェアーズ・ゴールド 2,992円 +192円
投資信託 合計 17,808,875円 +8,819,701円

2. 米国株・海外ETF:欲望と先端技術への陶酔

欲望と先端技術、そして保守的な安寧が混ざり合う場所。私の強欲を肯定してくれる緑の神(エヌビディア)への感謝が止まらない。

銘柄名 評価額 損益
バンガード S&P 500 ETF (VOO) 4,953,456円 +2,142,777円
バンガード VTI 2,655,561円 +757,495円
バンガード VTI 2,496,227円 +735,411円
インベスコ QQQ 1,461,211円 +32,824円
プロクター & ギャンブル (PG) 628,543円 -31,187円
エヌビディア (NVDA) 260,082円 +139,874円
エヌビディア (NVDA) 258,712円 +5,201円
マイクロン テクノロジー 173,892円 +3,978円
イーライ リリー 169,351円 +1,321円
アルファベット A (GOOGL) 97,469円 +7,255円
シェブロン 94,266円 -1,302円
パランティア テクノロジーズ A 91,088円 +3,936円
ファイザー 47,451円 -236円
コアウィーブ 39,910円 +5,521円
アプライド オプトエレクトロニクス 18,230円 +7,726円
ネビウス グループ A 14,612円 +2,545円
米国株・海外ETF 合計 13,460,061円 +3,812,139円

3. 日本株:優待のポテトを愛した女の末路

かつて優待という名の餌に釣られた過去と、高配当の残滓。マクドナルドのポテトを頬張る際、私の合理性は一時的に機能を停止する。あれは実質、配当利回り100%の幸福だ。

銘柄名 評価額 損益
日本マクドナルドHD 642,000円 +150,500円
KDDI 541,600円 +71,200円
オリックス 457,700円 +305,800円
全国保証 332,628円 +47,170円
西松屋チェ 209,600円 +74,800円
小田原機 129,500円 +42,000円
楽天グループ 98,040円 +5,040円
NTT 62,080円 -320円
ジーテクト 38,540円 -360円
INPEX 16,200円 +5,105円
日本株 合計 2,615,399円 +704,465円

4. ゴールド・現金・その他資産

不変の価値と、家族という名の焦げ付き確実な債務者たち。maneoの4万円は、他人を信じてはいけないという私の教典だ。

資産種別 金額 備考
SPDRゴールド・ミニシェアーズ 539,124円 +56,998円
夫への貸し出し 1,760,000円 -
子供への貸し出し 1,410,000円 -
米ドル 現金 2,209,627円 -
国内円資金 2,112,180円 -
その他資産 合計 8,282,101円 +74,075円

鯨の質量:サマリー

総資産額:約4,266万円

※家族への貸し出しを除外した場合は約3,899万円

こうして銘柄を並べてみると、改めて自らの人格の破綻ぶりに眩暈がする。4,266万円。これだけの質量があれば、もっと優雅で高潔な人間になれると思っていた。しかし現実の私は、数千万の増減には死んだ魚のような目で向き合うくせに、レジで袋はいりますか?と問われるたびに、私のポートフォリオの利回りを汚す5円の刺客に怯えている。この矮小な精神性こそ、資本主義という過酷な海を生き抜くために進化した、私なりの愛すべき知的欠陥なのだろう。