期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

2026年2月|現金比率3%…崖っぷちフルインベストの全ポートフォリオ公開【資産公開】

世間を見渡せば、誰もが「爆益」という二文字を掲げて祝杯を挙げている。日経平均のビッグウェーブに乗り、資産を倍々に増やす投資家たちの眩しさに、私の目は潰れそうだ。

そんなお祭り騒ぎの真っ只中で、私は一人、空っぽの財布を握りしめて立ち尽くしている。そう、私には神輿を担ぐための余力が残っていないのだ。

好機が目の前を通り過ぎ、他人が富を築いていくのを、ただ指をくわえて眺めるだけのマヌケな姿。

これほど嘲笑に値する存在が他にあるだろうか。ぜひ、私のこの惨めな数字を肴にして、心ゆくまで私を嘲笑ってほしい。

さて、13日の金曜日。この不吉な日にふさわしい、私の敗北の記録だ。

 


1. 2026年2月の資産構成|総資産の内訳

まずは、私の全財産を可視化した。驚くべきは、現金比率3%という明日、冷蔵庫が壊れたら詰むレベルの狂った配分だ。金がないのは分かっていたが、改めて纏めるという行為は重要だということに気づかされた。

資産分類 金額 構成比 私の内心
預金・現金 1,199,250円 3.17% 暴落時に買う弾丸すら残っていない
株式(現物) 16,747,367円 44.24% 煩悩と執着が形を成した残骸
投資信託 19,873,914円 52.49% 思考停止という名の、唯一の生命維持装置
その他(残骸) 38,883円 0.10% 過去の愚行を弔う墓標(maneo)
合計 37,859,414円 100% 4,000万の背中は、もはや霧の彼方だ

自己評価:
米国経済という巨人が軽く足踏みをしただけで、その背に縋る寄生虫の私は、こっぱみじんに粉砕される運命にある。120万円弱の現金でインフレ社会を生き抜こうという、この無謀さ。現実はこの通りだ。


2. 投資信託の状況|eMAXIS Slim・SBI・Vシリーズの損益

資産の半分以上を占める投資信託のラインナップには、オリジナリティなど1ミリも存在しない。「とりあえずこれを買っておけば死なない」という教えを忠実に守った結果だ。メガ10については、なかったことにしている。

口座 ファンド名 評価額 損益
特定 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 691,488円 +285,845円
特定 SBI・V・S&P500インデックス 3,370,673円 +1,875,190円
特定 SBI・iシェアーズ・ゴールド 6,927円 +828円
特定 ニッセイ・S米国グロースメガ10 2,033円 -167円
NISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 3,101,727円 +419,252円
NISA SBI・V・S&P500インデックス 1,026,533円 +144,481円
NISA SBI・V・全米株式インデックス 133,679円 +26,624円
NISA SBI・iシェアーズ・ゴールド 5,882円 +214円
NISA ニッセイ・S米国グロースメガ10 8,999円 -552円
NISA SBI・S・米国高配当株式 227,037円 +29,931円
積立 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 2,633,367円 +234,367円
積立 SBI・V・S&P500インデックス 1,641,083円 +441,083円
旧積 楽天・全米株式インデックス 1,595,782円 +1,186,220円
旧積 eMAXIS Slim 先進国株式 1,319,897円 +929,481円
旧積 SBI・V・S&P500インデックス 4,108,807円 +2,547,787円

3. 日本株ポートフォリオ|保有銘柄と含み損益一覧

投信で得た安心感を、わざわざ個別株で削りに行く。これが私の人間味であり、愚かさの証明だ。日本の個別株ポートフォリオは、感情の吹き溜まりだ。

銘柄名 評価額 損益 ひとこと
オリックス 553,200円 +401,300円 過去の自分を唯一褒めたい。絆だ。
楽天グループ 89,130円 -3,870円 通信費無料という名の賠償金待ち。
マクドナルド 703,100円 +211,600円 ポテトの引換券が本体。
ソニーG 360,210円 -690円 塩漬け技術の犠牲者。
全国保証 335,161円 +49,703円 縁の下の力持ち(地味)。
KDDI 548,420円 +78,020円 依存はアイデンティティ。
西松屋チェ 222,890円 +88,090円 株価も育ってほしい親心。
NTT 77,800円 -200円 1株単位の変動に一喜一憂する悲哀。

独り言:
楽天グループは、楽天モバイルの30GB無料枠を接収し、固定費を無力化する予定で購入した。基本料ゼロのpovoと組み合わせ、半年に一度生存確認の儀式を捧げることで、通信コストを極限まで削ぎ落とす執念だ。(ちなみにまだ優待は届いていない)


4. 米国株・ETF(VOO・VTI・NVDA等)の評価額

ここは私の資産の心臓部であり、同時に最大の不安定要素だ。S&P500という巨大な潮流に身を任せている安心感の裏で、私のスケベ心が白日の下にさらされる場所だ。

銘柄 評価額(USD) 損益(USD) ひとこと
VOO 31,324.50 +13,458.50 唯一の聖域。
VTI 32,592.97 +9,335.39 非課税な楽園(NISA込)。
NVDA 3,561.16 +1,000.76 神輿に乗せられただけ。
LLY 2,076.60 -36.16 ポートフォリオも治してほしい。
MU 18,731.71 +655.68 精神も半導体に同期。
QQQ 9,009.60 -69.90 ハイテクの夢の跡。
GOOGL 1,235.62 +21.32 私の前ではただの数字。
CVX 729.60 +122.12 ささやかなスパイス。

5. 過去の墓標:maneo(38,883円)

0.1%という微々たる存在感だが、かつてのソーシャルレンディングブームに踊らされた若さゆえの過ちの残骸だ。もはや換金すらできない。私の投資判断ミスという名の墓標として、あえてここに安置している。


結論:指をくわえて狂乱を眺める

私のポートフォリオはS&P500という最強のエンジンを積みつつ、個別株という余計な装飾で空気抵抗を増やし、さらには弾切れでアクセルを踏めない、最高にチグハグなマシンだ。

世間が爆益の美酒に酔いしれる中、私はただ、指をくわえてその狂乱を眺め続ける。この好機を逃し続ける人間の滑稽な姿を冷ややかな視線で眺め、ぜひ優越感を満たしてほしい。