期待値で鯨になる

米国株・ETF・投資信託で資産を育てる合理主義投資ブログ。低コストという名の餌で巨大な鯨へ育てる観測日記。

総資産3962万円のポートフォリオ内訳|ほぼインデックス投資の運用【2026年4月資産公開】

2026年4月の資産公開だ。地政学リスク、イラン情勢、中間選挙年アノマリー、そして定期的に湧いてくるAIバブル崩壊論。

2026年の米国株市場は、毎月のように「今度こそ終わりだ」という不穏な空気を漂わせている。

そんな中、私は今月もただ淡々とS&P500インデックスを積み立てた。そして、売らなかった(インプラント治療の第二弾に向けた資金調達という、極めて物理的な理由を除いては)。

画面を凝視して胃がキリキリと痛む瞬間もあったが、結局何もしなかった。それが最適解としての高度な投資行動なのか、単なる恐怖によるフリーズ状態なのか、運用している私自身にもまだデバッグしきれていない。

2026年4月10日時点の総資産は、39,623,432円。

前回(3月25日)の3,851万円から、約113万円のプラスに着地している。相場が軟調な中でこの結果になったのは、円安の恩恵と積み立て分の物理的な入金によるものだ。もちろん運の要素も大きい。というか、大半が運。むしろ運でしかないだろ。

2026年4月 総資産3,962万円のS&P500インデックス投資ポートフォリオ内訳グラフ。投資信託51.4%・株式45.7%・現金2.8%の円グラフ。

総資産3,963万円の内訳|S&P500インデックス投資ポートフォリオ全体像(2026年4月)

S&P500インデックス投資を軸にした資産運用の、2026年4月10日時点のリアルな全体像がこれだ。

資産分類 金額 構成比 私の内心(本音)
預金・現金・暗号資産 1,098,970円 2.77% 前回の1.85%からさらに改善。これで市場が暴落しても、30秒くらいは冷静でいられるはずだ。
株式(現物) 18,114,833円 45.72% 個別株のマイナスを見るたびに、自分の銘柄選定センスのなさに静かに絶望する。
投資信託 20,370,746円 51.41% 資産の半分以上がコレ。S&P500への信仰心だけで毎日の生活が成り立っている。
その他の資産 38,883円 0.10% maneoの亡霊。未だに成仏する気配がない。

総資産:39,623,432円(100.00%)

現金比率2.77%について:ようやく人間らしい水準を取り戻しつつある。インデックス投資家といえど、現金比率2〜3%は心臓と精神衛生の両面で確保しておきたいラインだ。フルインベストメントは理論上は正しいが、現実の自分の胃袋が対応できるかは別の話である。

S&P500積立インデックス投資の運用実績|投資信託ポートフォリオ詳細(2026年4月)

ポートフォリオの主軸であり、実質的な生命線である投資信託の一覧だ。口座違いなどダブり項目が多くて目が滑るかもしれないが、これが長期積み立ての残骸のリアルな姿だ。

ファンド名 評価額 評価損益 評価損益率
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 701,624円 +295,937円 +72.95%
ニッセイ・S・米国グロース株式メガ10インデックスファンド<為替ヘッジなし> 2,011円 -189円 -8.59%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 3,420,177円 +1,924,666円 +128.70%
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) 6,730円 +630円 +10.33%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 3,346,094円 +468,641円 +16.29%
ニッセイ・S・米国グロース株式メガ10インデックスファンド<為替ヘッジなし> 14,546円 -592円 -3.91%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 1,041,609円 +159,582円 +18.09%
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 135,740円 +28,683円 +26.79%
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) 229,260円 +32,159円 +16.32%
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) 6,015円 +47円 +0.79%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 2,672,175円 +273,052円 +11.38%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 1,665,184円 +465,168円 +38.76%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本) 1,339,960円 +949,528円 +243.20%
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 4,169,151円 +2,608,287円 +167.11%
楽天・全米株式インデックス・ファンド 1,620,470円 +1,210,833円 +295.59%

投資信託 合計:20,370,746円

楽天・全米株式インデックスファンドの含み益率+295.59%という数字は、長期積み立ての威力を残酷なほど可視化している。取得単価10,105円が39,974円に化けているのだ。

長期積み立て投資の複利効果:楽天・全米株式インデックスファンドの+295.59%は、思考停止で積み続けた時間の産物だ。「いつ始めるか」より「いつまで続けるか」が資産形成において決定的に重要であることを、この数字が証明している。

日本株ポートフォリオ|株主優待と放置の産物(2026年4月版)

インデックス投資家のポートフォリオに不格好に混在している日本株たちは、主に株主優待目的と、売り時を見失った結果の集大成だ。

銘柄名 評価額 評価損益 評価損益率 ひとこと
マクドナルド(2702) 824,000円 +332,500円 +67.65% ポテトと私の精神安定の要。
全国保証(7164) 338,458円 +53,000円 +18.57% 手堅い保証、手堅いプラス。
西松屋チェーン(7545) 213,500円 +78,700円 +58.38% 子供服の消費スピードを相殺する生活の知恵。
オリックス(8591) 487,900円 +336,000円 +221.20% 放置の勝利(+221.20%)。恩返しが過ぎる。
KDDI(9433) 516,400円 +46,000円 +9.78% 通信の安定配当でポートフォリオを静かに支える地味な功労者。
小田原機器(7314) 116,800円 +29,300円 +33.49% 地味に仕事をしている。
NTT(9432) 91,860円 -1,740円 -1.86% 誤差の範囲ではあるが、日本最大の通信インフラが含み損というのは少し切ない。
楽天グループ(4755) 77,320円 -15,680円 -16.86% マイナス方向への見事な再現性。
リコー(7752) 4,026円 +1,770円 +78.46% 3株しか持っていないのに、率だけは立派だ。
ソフトバンク(9434) 2,112円 +762円 +56.44% 10株という謎のポジション。ここは恩株。
SSPSヘッジ無(449A) 3,685円 +46円 +1.25% 存在感が薄すぎて毎回見落とす。

日本株 合計評価額:2,676,061円

オリックスの+221.20%は、私の意思決定の結果ではなく、単に忘れて放置していた結果だ。「何もしない」という最適戦略を、意図せず実践していたに過ぎない。

米国株・ETFポートフォリオ|VOO・VTI・個別株の運用実績(2026年4月)

SBI証券とmoomoo証券に散らばる、資産の心臓部。ETFで守りを固めつつ、個別株で余計な火傷を負うスタイルだ。

銘柄(ティッカー) 評価額 評価損益 評価損益率 本音
VOO(S&P500 ETF) 4,987,375円 +2,141,679円 +75.26% 含み益214万円。相場が揺れてもこれを見れば心が整う。
VTI(全米株式ETF) 5,189,399円 +1,484,932円 +40.11% NISA47株+特定50株の合計97株。これ一本で全米をまるごとホールド。
QQQ(インベスコQQQ) 1,461,927円 +15,756円 +1.09% 攻めの姿勢を見せつつ、かろうじてプラスを維持している。
NVDA(エヌビディア) 1,013,747円 +161,124円 +18.90% NISA9株+特定25株の合計34株。
MU(マイクロン テクノロジー) 1,799,972円 +121,615円 +7.25% SBI・moomoo両口座ともプラス。半導体の波に乗っている。
GOOGL(アルファベット) 254,290円 +11,803円 +4.64% 合計5株。AI競争の最前線にいるわりには地味な含み益。
AVGO(ブロードコム) 177,088円 +19,629円 +12.47% 合計3株。半導体の脇役として静かに稼いでいる。
SNDK(サンディスク) 136,970円 +38,152円 +38.61% ストレージの地味な貢献。率だけ見ると優等生。
LLY(イーライリリー) 150,400円 -17,747円 -10.55% 製薬の雄といえど、高値掴みの現実は容赦ない。
CVX(シェブロン) 119,899円 +23,140円 +23.92% エネルギーセクターが静かに仕事をしている。
PFE(ファイザー) 69,145円 +4,828円 +7.51% 16株。じわじわプラス。
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ) 39,163円 +6,465円 +19.77% NVDAの陰に隠れながら、率は悪くない。
AMZN(アマゾン・ドットコム) 37,986円 +4,836円 +14.59% 気まぐれな消費者的ポジション。
RTX 1,411円 -42円 -2.86% 端株の存在感の薄さよ。

米国株・ETF 合計評価額:約15,438,772円

個別株は面白そうという理由で買い始めると、いつの間にかポートフォリオが複雑化する。管理コストと精神的負荷を考えると、インデックス投資に一本化する方がシンプルで合理的だ——とわかっていながら、個別株を手放せずにいる自分がいる。

過去の墓標:maneo(38,883円)|ソーシャルレンディングの教訓

相変わらず38,883円から微動だにしない。かつてのソーシャルレンディング狂騒曲の残滓だ。忘れたい過去ほど、口座の隅に数字として居座り続けるのが投資の残酷な仕様である。

maneoは2019年に行政処分を受け、以降は事実上の機能停止状態が続いている。この38,883円は、分散投資の名のもとによくわからないものに手を出してはいけないという、授業料にしては安すぎる高い教訓だ。

よくありそうな質問(FAQ)|S&P500インデックス投資・資産運用について

口座が分散しすぎて管理が大変では?

私もそう思っている。だが、これを整理する体力が私にはもう残っていないのだ。NISAの新旧切り替えや証券会社をまたぐ積み立て設定の歴史的経緯が、この複雑さを生んでいる。新規で始めるなら、口座は一本化を強く推奨する。

AIバブルは崩壊すると思いますか?

私がそれを正確に予測できるなら、ブログで自虐記事を書いている暇などない。崩壊しようがしまいが、私のやることはバイ&ホールドだけだ。相場予測は専門家でも外れ続けている。個人投資家が今が天井か底かを当て続けることは、構造的にほぼ不可能だ。

S&P500インデックス投資を長期で続ける理由とは?

楽天・全米株式インデックスファンドの+295.59%という数字を見れば、それ以上の説明は不要だ。思考停止で買い続けた結果がこれだ。理屈より実績が雄弁に語っている。

資産4,000万円(準富裕層)を達成する方法とは?

それがわかれば苦労しない。円安・相場次第という身も蓋もない答えしか持ち合わせていない。ただ、毎月の積み立てを続ける限り、時間は味方だ。

インデックス投資(S&P500・全米株式)は、個別銘柄を調査・選定する手間なく、米国市場全体の成長に乗ることができる投資手法だ。eMAXIS SlimやSBI・V・S&P500といった低コストファンドを毎月一定額積み立てる方法は、新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠のどちらでも対応しており、多くの個人投資家に選ばれている。

まとめ|2026年4月の資産運用レポート・インデックス投資家の結論

2026年4月の総資産は39,623,432円。前回比で約+113万円の増加だが、円安による実態よりよく見えるバグが発生していることは常に意識しておかなければならない。

LLYの含み損やRTXの誤差のようなマイナスを見ると、人間である以上どうしても心拍数が上がる。

追加でナンピン買いをしたいという衝動に駆られることもある。

だが、結局何もしなかった。これがインデックス投資の本質であり、行動しないことにこそ価値がある。

しかし、この何もしないという判断は、暴落や調整のたびに能動的に下さなければならない苦行でもある。

相場が下がれば安く買える。

相場が上がれば資産が増える。どちらも正しい。この二択しか存在しない世界で、次回5月も私はただ指をくわえてチャートを眺め続けるつもりだ。

資本主義が滅びない限り、期待値で鯨になるための航海はまだ続く。

【2026年4月 資産公開まとめ】
・総資産:39,623,432円(前回比+約113万円)
・投資信託(S&P500中心):20,370,746円/構成比51.41%
・米国株・ETF(VOO・VTI中心):約15,438,772円
・日本株(優待・放置株):約2,676,061円
・楽天・全米株式インデックスファンドの含み益率:+295.59%
・VOO+75.26%・オリックス+221.20%と長期ホールドの威力が数字に現れている
・基本戦略:積み立て継続+ホールド。行動しないことに価値がある。

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