
2026年5月の資産公開だ。
米国株が戻ってきた。
関税ショックの記憶がまだ生々しいうちに、相場はもうそんなことは忘れましたと言わんばかりに水準を回復しつつある。
マイクロン(MU)は急騰し、サンディスク(SNDK)も跳ね、AMDに至っては含み益率が+100%を突破するという、ポートフォリオのあちこちで花火が上がった。
私がやったことは何か。
たいして何もしていない。今月もS&P500インデックスを積み立てただけだ。
動かないことを戦略と呼ぶには、あまりにも能動性が欠如している気がするが、少なくとも結果は出ている。この矛盾を抱えたまま、今月も資産公開という名の自己解剖を行う。
2026年5月6日時点の総資産は、42,652,178円。
前回(4月10日)の4月の資産公開(3,962万円)から、約303万円のプラスだ。相場の回復・MU急騰という、いずれも自分の意思ではどうにもならない要因が重なった結果である。 運である。もう一度言う。運だ。
- 総資産4,265万円の内訳|S&P500インデックス投資ポートフォリオ全体像(2026年5月)
- S&P500積立インデックス投資の運用実績|投資信託ポートフォリオ詳細(2026年5月)
- 日本株ポートフォリオ|株主優待と放置の産物(2026年5月版)
- 米国株・ETFポートフォリオ|VOO・VTI・個別株の運用実績(2026年5月)
- ソーシャルレンディング失敗の記録|資産公開に毎月登場するmaneo38,883円の話
- よくありそうな質問(FAQ)|S&P500インデックス投資・資産公開について
- まとめ|2026年5月の資産運用レポート・インデックス投資家の結論
総資産4,265万円の内訳|S&P500インデックス投資ポートフォリオ全体像(2026年5月)

S&P500インデックス投資を軸にした資産運用の、2026年5月6日時点のリアルな全体像がこれだ。
| 資産分類 | 金額 | 構成比 | 私の内心(本音) |
|---|---|---|---|
| 預金・現金・暗号資産 | 1,172,728円 | 3.43% | 前回2.77%からさらに改善。安心しすぎて朝寝坊するレベル。 |
| 株式(現物) | 19,960,696円 | 46.47% | MUとSNDKが突然の覚醒。個別株ガチャ、今月は大当たりを引いたらしい。なお、今月も楽天グループだけは逆方向に忠実に動いている。 |
| 投資信託 | 21,479,871円 | 50.01% | ついに2,100万円台へ。S&P500への信仰だけで資産の半分が構成されている現実。 |
| その他の資産 | 38,883円 | 0.09% | maneoの亡霊、今月も1円も動かない。成仏する気配はなく、私も忘れる気配がない。 |
総資産:42,652,178円(100.00%)
4,000万円突破について:4,000万円という数字は、FIRE(経済的自立・早期退職)の議論でしばしば登場する節目のひとつだ。ただし、実生活の体感は39,623,432円のときと何も変わっていない。重要なのはマイルストーンではなく、積み立てと保有の継続だ。4,000万円という事実は記録として残しつつ、来月も淡々と積み立てるだけである。
S&P500積立インデックス投資の運用実績|投資信託ポートフォリオ詳細(2026年5月)
ポートフォリオの生命線である投資信託の一覧だ。そして、楽天・全米株式インデックスファンドの含み益率が+315.13%に到達した。
先月の+295.59%からさらに伸びている。
取得単価10,105円の基準価額が41,949円になったということは、約4倍だ。
楽天VTIを7年放置した実録(+298%)と呼ぶには清々しすぎる。
| ファンド名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 737,586円 | +331,899円 | +81.81% |
| ニッセイ・S・米国グロース株式メガ10インデックスファンド | 2,182円 | -18円 | -0.82% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 3,594,716円 | +2,099,205円 | +140.37% |
| SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) | 6,470円 | +370円 | +6.07% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 3,609,260円 | +640,847円 | +21.59% |
| ニッセイ・S・米国グロース株式メガ10インデックスファンド | 18,014円 | +672円 | +3.87% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 1,094,765円 | +212,738円 | +24.12% |
| SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 142,415円 | +35,358円 | +33.03% |
| SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | 235,533円 | +38,432円 | +19.50% |
| SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) | 5,783円 | -185円 | -3.10% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 2,809,244円 | +410,032円 | +17.09% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 1,750,162円 | +550,146円 | +45.84% |
| eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(除く日本) | 1,391,296円 | +1,000,864円 | +256.35% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 4,381,913円 | +2,821,049円 | +180.74% |
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 1,700,532円 | +1,290,895円 | +315.13% |
投資信託 合計:21,479,871円
先進国株式インデックス(除く日本)の+256.35%も、静かに凄まじいことになっている。こちらも思考停止の積み立ての産物だ。
長期積み立て投資の複利効果:楽天・全米株式インデックスファンドの含み益率+315.13%(先月比+19.54ポイント)は、続けることの価値を数字で証明し続けている。始めた時期より、やめなかった時間の方が圧倒的に重要だ。この事実に尽きる。
日本株ポートフォリオ|株主優待と放置の産物(2026年5月版)
インデックス投資家を名乗りながら、ポートフォリオの片隅に居座り続ける日本株たち。
株主優待目的で購入したものと、売り時を見失ったまま今日に至ったものが混在している。
この二分類は今月も変わらない。
今月の日本株で特筆すべきはオリックス(8591)だ。
前回の+221.20%がさらに伸び、+242.92%という数字になった。
取得単価1,519円の株が5,209円になっているという、放置の醍醐味を体現したような結果である。
| 銘柄名 | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| マクドナルド(2702) | 813,000円 | +321,500円 | +65.41% | ポテトと私の精神安定の要。ほぼ変わらず安定運行中。 |
| 全国保証(7164) | 328,918円 | +43,460円 | +15.22% | 前回より微減。手堅さに翳りが出てきたが誤差の範囲。 |
| 西松屋チェーン(7545) | 199,400円 | +64,600円 | +47.92% | 前回+58.38%から若干後退。子供服の消費に追いつかれつつある。 |
| オリックス(8591) | 520,900円 | +369,000円 | +242.92% | +242.92%。放置という名の神がかった戦略の結晶。 |
| KDDI(9433) | 509,600円 | +39,200円 | +8.33% | 前回+9.78%からやや後退。通信インフラは静かに生きている。 |
| 小田原機器(7314) | 117,500円 | +30,000円 | +34.29% | 地味に仕事をしている。 |
| NTT(9432) | 91,200円 | -2,400円 | -2.56% | 日本最大の通信インフラが引き続き含み損。存在感と損の大きさが釣り合っていない。 |
| 楽天グループ(4755) | 76,000円 | -17,000円 | -18.28% | 前回-16.86%からさらに深みへ。再現性だけは一流。 |
| リコー(7752) | 3,901円 | +1,646円 | +72.94% | 3株でもやればできる、という哲学を体現している。 |
| ソフトバンク(9434) | 2,206円 | +856円 | +63.41% | 10株という謎ポジション。依然として恩株として存在する。 |
| SSSPヘッジ無(449A) | 3,855円 | +216円 | +5.92% | 存在感の薄さに磨きがかかっている。 |
日本株 合計評価額:2,666,480円
楽天グループの-18.28%は先月から確実に悪化している。損切りという選択肢を私は持っているはずだが、この銘柄だけ手が動かない。そう優待目的だ。これが個別株投資の泥沼の正体だ。
米国株・ETFポートフォリオ|VOO・VTI・個別株の運用実績(2026年5月)
今月の米国株ポートフォリオで最大のトピックはマイクロン(MU)の急騰だ。
SBI証券保有分15株は+54.03%、moomoo証券保有分13株は+76.49%まで伸びた。NVDAとMUのAI蜜月関係が数字に現れてきた形だ。
AMDに至っては+101.53%。1株だけ握っていた記憶しかないが、それが倍になった。
個別株とは時に残酷で、時にこういう恩恵を与えてくる。
| 銘柄(ティッカー) | 評価額 | 評価損益 | 評価損益率 | 本音 |
|---|---|---|---|---|
| VOO(S&P500 ETF) | 5,232,917円 | +2,422,417円 | +86.19% | 前回+75.26%からさらに伸長。50株。この含み益242万円が精神安定剤。 |
| VTI(全米株式ETF) | 5,447,334円 | +1,788,686円 | +48.79% | NISA47株+特定50株の計97株。全米を握り続けるという愚直さの結果。 |
| QQQ(インベスコQQQ) | 1,608,361円 | +180,065円 | +12.61% | 前回+1.09%から大幅改善。NASDAQが帰ってきた。 |
| NVDA(エヌビディア) | 682,868円 | +152,696円 | +28.77% | SBI9株はNISAで+131.45%の大勝利。moomoo13株は取得単価200ドルが祟って含み損。同じ銘柄で天国と地獄を体験中。 |
| MU(マイクロン テクノロジー) | 2,895,873円 | +1,130,295円 | +64.01% | SBI15株+moomoo13株の合計28株。AIメモリ需要の波に乗り、前回比で含み益が約100万円増えた。 |
| GOOGL(アルファベット) | 429,993円 | +79,519円 | +22.73% | SBI5株+moomoo2株の合計7株。AI競争の中でようやく株価に覇気が出てきた。 |
| AVGO(ブロードコム) | 203,464円 | +47,630円 | +30.57% | 3株。地味な貢献が積み重なってきた。 |
| SNDK(サンディスク) | 462,957円 | +195,681円 | +73.21% | 2株で前回の3倍以上の含み益に膨らんだ。ストレージの逆襲。 |
| LLY(イーライ・リリー) | 155,320円 | -11,252円 | -6.76% | 前回-10.55%から若干改善。高値掴みの傷は残るが、縮小中。 |
| PFE(ファイザー) | 66,857円 | +3,142円 | +4.93% | 16株。地味にプラスを保持。薬のように効き目は遅い。 |
| AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイシズ) | 65,282円 | +32,889円 | +101.53% | 1株で含み益率100%超え。NVDAの影から飛び出してきた。 |
| AMZN(アマゾン・ドットコム) | 42,990円 | +10,150円 | +30.91% | 1株。前回+14.59%から大幅改善。やはり本物だった。 |
米国株・ETF 合計評価額:約17,294,216円
MUやAMDの急騰を見るともっと買っておけばという欲が芽生える。しかしその発想は、下落局面ではもっと少なくしておけばに変わる。個別株の集中投資は期待値が高い分、胃の消耗品コストも跳ね上がる。米国株の暴落はいつでも突然やってくる。インデックスに一本化すべきだとわかっていながら、今月も個別株を手放せなかった。
ソーシャルレンディング失敗の記録|資産公開に毎月登場するmaneo38,883円の話
今月も38,883円から一円も動いていない。もはや定点観測の域を超え、このブログの不変の定数と化している。
総資産が4,265万円に到達しようとも、maneoは38,883円のまま微動だにしない。この事実が、よくわからないものには手を出すなという教訓を毎月静かに語り続けている。授業料としての存在価値は、残高をはるかに上回っている。
よくありそうな質問(FAQ)|S&P500インデックス投資・資産公開について
総資産4,000万円を突破した感想は?
正直に言うと、何もない。口座の数字が変わっただけで、食べるものも、着るものも、インプラントの痛みも変わっていない。「お金が増えた実感」という概念は、私には備わっていないらしい。次に実感が来るとしたら、5,000万円か、あるいは本当に使うときだろう。。
MU(マイクロン)をこんなに持っている理由は?
AIによるメモリ需要の拡大というテーマに乗った結果だ。ただし、テーマ株は急騰の後に急落するパターンも多い。現在の含み益をもって勝ちと言えるかどうかは、売却して初めて確定する話である。私はまだ売っていないので、含み益を持った状態で不安な個人投資家のままだ。
インデックス投資と個別株を併用する理由とは?
理屈ではインデックス一本化が最適だとわかっている。だが、MUが+64%になったりAMDが+101%になったりすると、個別株の魔力に抗えない自分がいる。合理主義を標榜しながら、行動が伴っていない典型例として、このブログは存在し続けている。
資産5,000万円(準富裕層)を目指す方法とは?
目標設定は自由だが、相場と運という合議の結果なので私の意思はほとんど関係しない。相場から下りないこと、それが唯一の意思決定だ。
4,000万円から5,000万円のプラス25%は、0円から1,000万円を積み上げるより遥かに現実的な射程距離に入ってきた。複利と時間と継続が、ゆっくりと確実に仕事をしている。
S&P500インデックス投資(eMAXIS Slim・SBI-V・楽天VTI等)は、米国市場全体の成長に低コストで乗ることができる長期投資手法だ。新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠のどちらでも対応しており、個別銘柄の分析能力が不要で月次の自動積み立てが実績として機能している。楽天・全米株式インデックスファンドの+315.13%は、その一つの到達点だ。
まとめ|2026年5月の資産運用レポート・インデックス投資家の結論
2026年5月6日の総資産は42,652,178円。前回比で約+303万円の増加だ。
増えた理由のほとんどは、市場の回復とMU急騰という他力本願の二重奏であり、私の判断力や行動力とは関係がない。
それでいい。インデックス投資の本質は、自分の判断を極力排除して市場全体の成長に便乗することだ。何もしないという選択が、毎月の最重要意思決定になっている。
MUが急騰すればナンピン買いを後悔し、楽天グループが下がり続ければ損切りの踏ん切りがつかない。人間の感情はポートフォリオの合理性に対して、常に反抗的だ。
資本主義が滅びない限り、期待値で鯨になるための航海はまだ続く。
【2026年5月 資産公開まとめ】
・総資産:42,652,178円(前回比+約303万円)
・投資信託(S&P500中心):21,479,871円/構成比50.01%
・米国株・ETF(VOO・VTI中心):約17,294,216円
・日本株(優待・放置株):約2,666,480円
・楽天・全米株式インデックスファンドの含み益率:+315.13%
・MU(マイクロン)が急騰し個別株ポートフォリオを牽引。含み益+64%
・AMD+101.53%・SNDK+73.21%・VOO+86.19%と各所で大幅改善
・基本戦略:積み立て継続+ホールド。行動しないことに価値がある。