くじらの投資入門ブログ

経済的に自由になる「FIRE」を達成するための4つの考え方

「FIRE」という言葉をご存じでしょうか?FIREとは経済的に独立して早期に退職するという意味の略語で、下記の頭文字を取って名付けられています。

・Financial Independence(経済的な自立)

・Retire Early(早期退職)

これは、アメリカの若者を中心に流行しているムーブメントで、経済的に十分に自立できる資産をつくって若いうちに働くのを辞めよう!というライフスタイルを指します。

日本でも徐々に認知されてきており、翻訳された書籍なども出てきています。

本記事では、書籍『FIRE 最強の早期リタイア術』で述べられている内容を参考に、FIREを達成するための考え方についてお話します。

FIREに必要な資産はどれくらい?

FIREするために必要な資産は年間の生活費によって変わってきます。

簡単に言うと、資産から得られる収入(いわゆる不労所得)が生活費を上回っている状況を作り出すことが求められます。

じゃあ、今の自分の生活費に対してどれだけの資産が必要なの?と思いますよね。

それを決めるための考え方が「4%ルール」です。

4%ルールとは

株式市場と債券市場の過去データをもとにした、トリニティー大学による退職プランの研究に4%ルールというものがあります。

これによると、資産の4%の金額で1年間の生活費をまかなえれば、資産が30年以上減らないが可能性が95%以上だという結果になりました。

これを元に目標の金額を設定するのが基本の考え方になっています。

例えば、1億円の資金から毎年4%の資金を取り崩せば400万円になりますので、生活費が400万円以下の人はその時点でリタイア可能だという事です。

年間の生活費は人それぞれだと思いますが、つまり、生活費が安ければ安いほどFIREを達成しやすくなるのです。

そのため資産を増やすだけではなく節約や節制という行動も重要になってきます。

現金クッションとは

先ほどの4%ルールの説明を聞いて気になるのが、95%の確率で資産が減らないというポイントです。

じゃあ残りの5%の人はどうなるのか?と気になりますよね。

残念ながらこの場合はFIRE失敗となります。

FIRE直後に暴落相場となった場合などに失敗するケースが多いと言われています。

暴落相場の間に生活費として資産をとりくずしてしまうと、元本が大幅に減ってしまうため4%ルールが成り立たなくなってしまいます。

暴落後から市場が回復するには平均2年、長くて5年ほどかかると言われており、その間に生活するための現金を確保しようというのが「現金クッション」の考え方です。

生活費400万の場合、5年持ちこたえるためには2000万が必要になります。

そのため、運悪くFIRE直後に暴落相場となるリスクに備えて、4%ルールの考えで必要となる1億円に加えて2000万円を確保した時点でFIREするのが理想です。

FIREを達成するために必要な4つの考え方

FIREを目指すために求められる考え方を4つ紹介します。

支出を把握する

最初に、生活に必要な支出がいくらなのかを把握しておくことが大事です。

家計簿をちゃんと付けている人はすでにクリアしていますね。

でも、多くの人は細かく支出を把握できていない状況かと思います。

月にいくら使っているか、年間いくら使っているかを知ることで、目標資産を決定することができます。

また、支出を削減する余地があるのかを知ることもできるので、生活費を低く抑えてFIREを早く達成するためにも重要です。

家計簿の管理方法には様々なものがありますが、当ブログの管理人はマネーフォワードというアプリを使っています。

カードや銀行口座、証券会社との連携が可能なので、何にいくら使ったのかを一括管理出来て便利です。

支出を最低限に抑える

家賃や通信費のような毎月かかる固定費を削りましょう。

一度固定費を削ってしまえば、その後も継続的に支出を減らす効果が続き、長い目で見れば大きな効果となって表れます。

また、FIREを実行するには、資産から得られる収入が生活費より上回っている状態である必要がありますから、固定費削減により生活費が安くなるとハードルが下がることにもなります。

収入を増やすのは簡単ではありませんが、固定費を減らすのは自分でコントロールがしやすいのでおすすめです。

例えば、大手キャリアから格安スマホへの乗り換えを行うなども効果的ですね。

インデックスと債券に投資をする

支出を削減した分を毎月の投資に充ててください。

投資と言っても色々な方法がありますが、著書ではインデックス株式と債券を組み合わせています。

組合せとしてはインデックス株式6割、債券4割です。

インデックス投資は市場平均に投資する方法で、1銘柄にリスク集中することを回避しています。

世界経済が右肩上がりに成長することを前提とすれば、毎月積み立てていくことで平均的なリターンを得ることができる低リスクな投資法です。

これに加えて、さらなるリスク回避のために債権を加えているのが著者の採用した手法になります。

この方法を使えば、平均的な給与で積立てていくだけでも30年で1億円の資産を形成できると主張されています。

計画的に取り崩す

目標資産に到達出来たらあとはFIREを実行するだけです。

4%ルールに従って計画的に資産取り崩しを行ってください。

もし4%ルールを守れなくなると理論が破綻しますので、取り崩しすぎには要注意です。

心配な方は、いざという時のために「現金クッション」を多めに用意しておくといいですね。

参考書籍

本記事では、『FIRE 最強の早期リタイア術』の内容を元に、FIREに必要な考え方を解説しました。

著者のクリスティ・シェンさんは中国の四川省で生まれて、家族全員で1日44セントで暮らすという極めて貧しい環境から人生が始まりました。

44セントは日本円に換算すると40円ほどです。日本でも1日40円で生活するなんて考えられませんよね。なんと、筆者はゴミを拾って売って生活を繋いでいたそうです。

筆者はこの貧しい環境からFIREを目指して行動したことで、なんと31歳の若さで100万ドル(日本円で1億円)の資産を構築し経済的自由を勝ち取ったのです。

本書では、当ブログで記載できなかったFIREを目指すための詳細な戦略が述べられています。興味を持った方は是非ご一読ください。

 

 

最後に

当記事ではFIREとは何かという解説をはじめとして、FIREを達成するために求められる考え方も紹介しました。

経済的に自立して、会社に縛られずに生きていくというのはとても魅力的な考え方ですよね。私自身も非常にあこがれを持っています。

当ブログではFIREを目指す30代サラリーマンの投資実績を中心に記事を投稿しています。運用資金1000万からスタートし、FIREを達成するまでの軌跡を残していくつもりです。現在は運用資金が2000万を超えるまでに至りました。

少しでも今後が気になった方は、当ブログをたまにでもチェックして頂けますと幸いです。

サラリーマンが1000万円を運用してアーリーリタイアを目指します

Exit mobile version